皆さんこんにちは。
大阪と静岡を拠点に老朽化した道路や橋梁などの社会インフラの補修・補強を中心に手掛けている株式会社アールイーセントラルです。
今回は、異業種から建設業界へ転身し、長きにわたりインフラ整備に貢献してきた代表の丸山にインタビューを実施しました。創業の想い、会社設立の経緯、インフラ整備にかける情熱、そしてこれから一緒に働く仲間へのメッセージを語っていただきました!
ぜひ最後までご覧ください。
■ 建設業界で挑戦を始めたきっかけ

―そもそも、代表が建設業界に入られたきっかけは何だったのでしょうか?
丸山: 私は元々、建設業とは全く畑違いの業界にいました。前の仕事は機械関係の卸売営業をやっていたんです。きっかけは、もう30年ほど前の阪神・淡路大震災です。
―大きな震災が、この業界に入る転機になったのですね。
丸山: そう、そうなんです。震災で建設の仕事が多くなった時期に、私はもともと岡山の会社に就職しようとしていたのですが、震災の年だったために「大阪の方が忙しいから大阪に行ってくれ」と会社から言われました。そして、そのまま大阪に残ることになり、建設業の監督として働くことになりました。それが、この業界に足を踏み入れた始まりですね。
―異業種の営業職から、建設現場の監督へ。大きな転身だったと思いますが、この仕事のやりがいはどこにありますか?
丸山: 我々の仕事は、ただ建物を建てるというのではなく、インフラ(社会基盤)を継続的に維持していくことです。例えば、新幹線の仕事なんかは、新幹線がずっと走り続けるために必要な仕事ですよね。こういう風に社会の基盤になっているものを支えているということが、やりがいであり、この仕事の価値になっているんじゃないかなと思っています。
■ 会社設立の想いとポリシー

―その後、会社を設立されたきっかけは何でしょうか?
丸山: 設立のきっかけは、前の会社を辞めたからです。辞める時から、半分は「自分で会社を設立しよう」という考えがありました。当時の従業員を引っ張ってきて、一緒に会社をやっていこうという考えがあったんです。
―最初から多くの仲間と始める予定だったのですね。
丸山: そうなんです。ただ、結果的に当初は私一人のスタートになりました。その後、前の会社の知り合いがだんだんと「私も」という形で入ってきてくれて、おかげさまで今は私を除いて8名で会社を運営しています。アールイーセントラルを設立して、もう10年になります。
―創業当時から、お客様や仕事に対して大切にしている考え方、ポリシーはありますか?
丸山: ホームページにも書かせてもらっていますが、我々はインフラの仕事を担っています。だからこそ、そのインフラを継続的に維持していくこと、そして現場を安全に、納期通りにやることが一番大事だと考えています。
―お客様との信頼関係を築く上で、特に意識されていることはありますか?
丸山: まずは、現場を安全に遂行していくことですよね。そのため、私はパトロールを必ず現場に持って行きます。従業員に任せているところもありますが、現場の安全と状況、そして従業員の様子は、社長である私自身がしっかり見に行くようにしています。それが会社の信頼を守る上で最も重要なことだと考えています。
■ 組織のコミュニケーションと風土
―大阪と静岡の2拠点で展開されていますが、社員とのコミュニケーションについて、どのように工夫されていますか?
丸山: 各拠点に責任者を置いていますので、基本的にはその人間を通しての報告・連絡・相談(報連相)の形を取っています。その責任者から私の方に情報が集約される仕組みにしています。
―社員の皆さんと直接コミュニケーションを取る機会はありますか?
丸山: 大阪は月1回、安全会議をやっています。必ずみんなで顔を合わせるようにしていますし、会議の後は、車での移動なのでお酒はなしですが、ご飯を一緒にも食べに行くようにしています。静岡は現場がバラバラでまとまりにくいのですが、月に1~2回は出張に行って現場で顔を合わせますし、現場責任者を含めて3〜4ヶ月に1回ぐらいはみんなでご飯を食べたりもしています。
―社員の皆さんとご飯に行く時は、どんな話をされるんですか?
丸山: 仕事の話はほとんどしないですね。基本的に現場の状況などは責任者から上がってくるので、社員とはプライベートな話が多いです。特に20代から50代まで幅広い年齢層の社員がいますから、若手とは特に色々な話をしますよ。
■ 求職者へのメッセージ

―今後、会社として目指していること、挑戦していきたい目標はありますか?
丸山: 目標というわけではないですが、やはりインフラ関係、特に新幹線に関わる仕事は今後もプロとして継続してやっていきたい。そして、同じように今後整備が進むリニア関係の仕事も取り組んでいきたいと考えています。常に社会のインフラを支える会社でありたいですね。
―建設業やインフラ関係の仕事に興味を持っている方へ、メッセージをお願いします。
丸山: 最近は仕事内容や自分に合うかどうかを重視する人が多いと思いますが、私たちは「今後もインフラに関して役に立ちたい」という熱い思いを持ってきてくれる人なら歓迎します。そういう思いがないと、この仕事のやりがいも出てこないですからね。
我々の仕事は、昔の土木工事のような重労働ばかりではないので、そんなにハードではないと思います。
まずは、「やってみたいな」という気持ちがあるなら、面接に来てほしいですね。全然違う畑から入った私のように、まずは挑戦してみるのが良いと思います。不安なことや聞きたいことがあれば、面接で何でも聞いてください。


